Sphinxのドキュメントスタイル
基本的なSphinxのドキュメントのスタイルについて説明する。
必要に応じて冒頭に文章の概要を箇条書きで書く。
必要に応じてメタ情報を付加する。
著者、日付、参考文献、環境、キーワード
ページの階層は最大5階層
階層は最大5階層とする
1Portalトップ
2|- ガイドライン集(目次)
3 |- Gitガイドライン(目次)
4 |- Gitの運用ルール(詳細)
1Portalトップ
2|- AGX Dynamics(目次)
3 |- agxTerrain(目次)
4 |- agxTerrainの解説(目次)
5 |- agxTerrainの土質力学(詳細)
ドキュメントを保存するフォルダ、ファイル名は snake_case
フォルダ名、ファイル名はスネークケース
snake_case
とする半角英数字のみとする
例:
vmt_docs/my_document.rst
ページのセクション(章立て)は最大3階層
ページの章立てはタイトル(章)、節、項の3階層までとする
統一して「セクション」とよぶ
タイトル(レベル1)
=================
節(レベル2)
------------
項(レベル3)
~~~~~~~~~~~~~~
.. rubric:: 小見出し
セクションとは別に見出しを使う場合には ``.. rubric:: 小見出し`` を使う。
参照のターゲット名は lowerCamelCase
内部リンクや図、表を参照するためのハイパーリンクターゲット名は
lowerCamelCase
とする特定のターゲットには次のように接頭辞をつける
セクション、小見出し |
|
|
図 |
_fig |
|
表 |
|
|
その他 |
|
|
表記
表記は次を参照する。
箇条書き
階層を浅くするように努める
文が短くなるように努める
例外: 議事録やアイデア出し
図表
図表の記述は次を参考にする
必要に応じて表題(キャプション)をつける
図は横幅を最大720pxとし、次の横幅を目安にする
320px
、360px
、480px
、640px
、720px
パラメータの記述
- パラメータの説明が短い
- パラメータの説明が長い
- パラメータの量が多い、情報量が多い
- パラメータの設定値をまとめて書く
name: box
mass: 90
inertia:
- 100, 0, 0
- 0, 100, 0
- 0, 0, 100
参考文献の記述
参考文献は次の記述方法がある。ここでは、sphinxcontrib-bibtexを使う場合について説明する。
sphinxcontrib-bibtexを使った記述
sphinxcontrib-bibtexによる参考文献の記述手順
bibファイルを、次の優先順を参考に配置する
参照するページと同じ階層の
_assets
フォルダ複数のページから参照する場合は、
index.rst
がある階層の_assets
フォルダ
bibファイルにエントリを記述する。記述には
@article
のみを使う [1] 。ページに参考文献を表示する。表示方法は次のセクションを参照する。
:cite:`key`
で文献へのリンクを表示する
@article{VMTBib2024,
author={著者 and 団体名},
title={タイトルtitle},
journal={雑誌名},
volume={1},
number={2},
pages={3-5},
year={2024},
doi={10.1109/5.771073},
url={https://example.com/},
urldate={2024-11-14},
}
@article{VMTBib2025,
author={著者 and 団体名},
title={タイトルtitle},
journal={雑誌名},
}
bibファイルの文献を全て表示する
.. bibliography:: _assets/vmtbib_sample.bib
:style: vmt
:all:
著者, 団体名. タイトルtitle. 雑誌名, Vol. 1, No. 2, pp. 3-5, 2024, URL: https://example.com, doi:10.1109/5.771073, (参照 2024-11-14).
著者, 団体名. タイトルtitle. 雑誌名.
指定の引用キーで引用した文献のみを表示する
:cite:`VMTBib2024`
.. bibliography::
:style: vmt
:filter: docname in docnames
指定の引用キーの文献のみを表示する
.. bibliography::
:style: vmt
:filter: False
VMTBib2025
付録: ルール策定の方針
次の項目を重視する。
統一感があること
文章毎の表記を合わせる
メンテナンスしやすいこと
更新の手数が少ない