【Windows】AGXのインストール
WindowsにAGXをインストールする手順を説明する。
参考文献
確認環境
OS: Windows 10 Pro x64
AGXバージョン: agx-2.38.0.1-x64-VS2022-double.exe
事前準備
インストール手順
AGXのダウンロード を参考にインストーラをダウンロードする。
ダウンロードしたインストーラを実行する。 はい を選択する。

異なるバージョンのAGXのインストールが確認された場合、アンインストールを促される。 はい を選択し、AGXをアンインストールする。
注釈
複数のAGXがインストールされていると、競合して予期せぬ動作をすることがある。アンインストールが望ましい。


アンインストールが完了したら、 OK を選択する。

License Agreementを確認する。 同意をする場合は I accept the agreement にチェックを入れ、 Next を選択する。

AGXのインストールオプションを指定する。 各オプションは次のとおり。
- Open AGX Dynamics Documentation and tutorials page after installer is done
AGXのインストール完了後に AGX Dynamics Main Page を開くかどうか。特に理由がなければ
ON
にする。- Install Python libraries?
AGX同梱のPython環境にチュートリアルやデモで利用するPythonライブラリをインストールするかどうか。 特に理由がなければ
ON
にする。- Run the license authorization program?
ライセンス認証プログラムを実行するかどうか。AGXライセンスファイル
agx.lic
を利用する場合はOFF
にする。- Download and install support for ROS2 to c:\opt?
ROS2用のライブラリをインストールするかどうか。
Next を選択する。

AGXのインストールフォルダを指定する。
デフォルトは C:\Users\<UserName>\AppData\Local\Algoryx\AGX-xxxxxxxx
にインストールされるので、必要に応じてインストール場所を変更する。
以降ではインストールディレクトリを <AGX_DIR>
と記述する。
インストール場所を設定後、 Next を選択する。
注釈
インストールパスは半角英数字と一般的な記号にする。日本語や特殊文字等の全角は使わない。
複数のユーザでAGXを共有する場合には、別の場所にインストールする。例えば
C:\projects\Algoryx\AGX-xxxxxxxx
。

Windowsのスタートメニューにショートカット用のフォルダを作成する。
不要であれば、 Don't create a Start Menu folder を ON
にする。
Next を選択し、インストールする。


インストールが完了すると、次の画面が表示される。 Finish を選択する。

「Open AGX Dynamics Documentation and tutorials page after installer is done」オプションが ON
の場合、
ブラウザが起動し、AGX Dynamics Main Page (file:///<AGX_DIR>/doc/main/index.html
)が表示される。
注釈
AGX Dynamics Main Page にはマニュアルへのリンクやチュートリアル、デモの情報が掲載されている。 ブックマークをしておくとよい。