【Ubuntu】AGXのインストール

事前準備

事前に次の設定をしておく。

インストール手順

AGXのダウンロード を参考にdebファイルをダウンロードする。 ここでは ~/Downloads ディレクトリに agx-${AGX_VERSION}.deb がダウンロードされているものとする。

ターミナルを開き、次のコマンドを実行してAGXをインストールする。

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# AGXのインストール
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cd ~/Downloads
AGX_VERSION=2.38.0.1            # 例えば2.38.0.1
# インストールの実行。依存パッケージはaptリポジトリ(オンライン)から取得してインストールされる。
sudo apt install ./agx-xxxxxxxxx.deb
# インストールされたことの確認
sudo dpkg -l | grep agx
===
    ii  agx                   2.38.0.1      amd64        agx built using CMake
===
# インストールディレクトリにファイルが配置されていることを確認
ls -al /opt/Algoryx/AGX-${AGX_VERSION}

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# AGXの環境変数の設定
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cd ~
# .bashrcファイルのバックアップ
cp -p .bashrc .bashrc.`date "+%Y%m%d_%H%M%S"`
# .bashrcにAGXの環境設定スクリプトの実行コマンドを記述
echo "source /opt/Algoryx/AGX-${AGX_VERSION}/setup_env.bash" >> .bashrc
# 変更部分以外に差分がないか確認
diff .bashrc .bashrc.yyyyyyy
# 現在のシェルにAGXの環境変数を設定
source .bashrc

# 環境変数にAGX_DIRが設定されていることを確認
env | grep -i AGX_DIR
===
AGX_DIR=/opt/Algoryx/AGX-2.38.0.1
===

注釈

.bashrc にAGXの環境変数設定スクリプトを記述しない場合は、 AGX利用時に毎回 /opt/Algoryx/AGX-${AGX_VERSION}/setup_env.bash を実行する。

注釈

インストール後、ブラウザから AGX Dynamics Main Page (file:///opt/Algoryx/AGX-${AGX_VERSION}/doc/main/index.html)にアクセスできる。 マニュアルへのリンクやチュートリアル、デモの情報が掲載されているので、ブックマークをしておくとよい。