【Ubuntu】AGXのインストール
UbuntuにAGXをインストールする手順を説明する。
参考文献
確認環境
OS: Ubuntu 22.04 LTS
AGXバージョン: agx-2.38.0.1-amd64-ubuntu_22.04.deb
事前準備
事前に次の設定をしておく。
インストール手順
AGXのダウンロード を参考にdebファイルをダウンロードする。
ここでは ~/Downloads
ディレクトリに agx-${AGX_VERSION}.deb
がダウンロードされているものとする。
ターミナルを開き、次のコマンドを実行してAGXをインストールする。
#########################
# AGXのインストール
#########################
cd ~/Downloads
AGX_VERSION=2.38.0.1 # 例えば2.38.0.1
# インストールの実行。依存パッケージはaptリポジトリ(オンライン)から取得してインストールされる。
sudo apt install ./agx-xxxxxxxxx.deb
# インストールされたことの確認
sudo dpkg -l | grep agx
===
ii agx 2.38.0.1 amd64 agx built using CMake
===
# インストールディレクトリにファイルが配置されていることを確認
ls -al /opt/Algoryx/AGX-${AGX_VERSION}
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# AGXの環境変数の設定
#####################
cd ~
# .bashrcファイルのバックアップ
cp -p .bashrc .bashrc.`date "+%Y%m%d_%H%M%S"`
# .bashrcにAGXの環境設定スクリプトの実行コマンドを記述
echo "source /opt/Algoryx/AGX-${AGX_VERSION}/setup_env.bash" >> .bashrc
# 変更部分以外に差分がないか確認
diff .bashrc .bashrc.yyyyyyy
# 現在のシェルにAGXの環境変数を設定
source .bashrc
# 環境変数にAGX_DIRが設定されていることを確認
env | grep -i AGX_DIR
===
AGX_DIR=/opt/Algoryx/AGX-2.38.0.1
===
注釈
.bashrc
にAGXの環境変数設定スクリプトを記述しない場合は、
AGX利用時に毎回 /opt/Algoryx/AGX-${AGX_VERSION}/setup_env.bash
を実行する。
注釈
インストール後、ブラウザから AGX Dynamics Main Page (file:///opt/Algoryx/AGX-${AGX_VERSION}/doc/main/index.html
)にアクセスできる。
マニュアルへのリンクやチュートリアル、デモの情報が掲載されているので、ブックマークをしておくとよい。