AGXライセンスの設定
AGXUnityのシミュレーションを実行するには、AGXライセンスの設定が必要である。
ここではライセンスの設定手順を説明する。
参考文献
オンライン認証(License Id、Activation Code)
UnityプロジェクトをUnity Editorで開き、メニューバーから AGXUnity ‣ Licence ‣ LicenseManager を選択する。

LicenseManagerの Activate license セクションにある「License Id」と「Activation Code」を入力し、 Activate を選択する。

半オフライン認証(License Id、Activation Code)
AGXUnityを実行する計算機でオンライン認証ができない場合はオンライン認証可能な計算機を経由してライセンスの設定をする。
事前準備
開いているUnityプロジェクト閉じる。プロジェクトが開いたままであると、UnityEditorのコマンドラインが使えない。
ステップ1: AGXUnityを使う計算機で license_activation_request.xml
を出力する
AGXUnityを使う計算機でターミナルを開く。
次のコマンドを実行し、<UNITY_PRJ_DIR>/license_activation_request.xml
を出力する。
Unityのバージョンとプロジェクトのバージョンを揃えること。
それぞれのバージョンはUnityHubから確認する。
<UNITY_BIN> -projectPath <UNITY_PRJ_DIR> -quit -batchmode -nographics -generate-offline-activation <LICSENSE_ID> <ACTIVATION_CODE>
# <UNITY_BIN>: UnityEditorの実行ファイル
# Windows: "C:\Program Files\Unity\Hub\Editor\<VERSION>\Editor\Unity.exe"
# Linux: /home/<USER>/Unity/Hub/Editor/<VERSION>/Editor/Unity
USBメモリや共有フォルダを使い、オンライン認証可能な計算機に license_activation_request.xml
を移動する。
ステップ2: オンライン認証可能な計算機でサーバ認証し、 response.xml
を出力する
オンライン認証可能な計算機でブラウザでを開き、 License Portal - Manual Request にアクセスする。
Upload Request File に license_activation_request.xml
を指定し、 Submit を選択する。
サーバ認証後に response.xml
をダウンロードする。
response.xml
をUSBメモリや共有フォルダを使い、AGXUnityを使う計算機に移動する。
ステップ3: AGXUnityを使う計算機で認証する
AGXUnityを使う計算機でターミナルを開く。
次のコマンドを実行し、<UNITY_PRJ_DIR>/agx.lfx
を出力する。
<UNITY_BIN> -projectPath <UNITY_PRJ_DIR> -quit -batchmode -nographics -create-offline-license <RESPONSE_XML>
# <RESPONSE_XML>: response.xml
UnityEditorでプロジェクトを開く。
AGXUnityのLicense Managerを開き、ライセンスが設定されていることを確認する。
旧: オフライン認証(agx.lic)
ファイルエクスプローラまたはUnityプロジェクトのProjectウィンドウを使い、 <AGXUNITY_DIR>/Plugins/x86_64/agx
に AGXライセンスファイル agx.lic
を配置する。